ヤロウが増殖中です。ヤロウはあまり背が高くないですが、隙間無くみっちりと生い茂り、地下も根っこで埋め尽くされるためか他の雑草が生えなくなるようです。
夏場は美しい緑色の柔らかい葉っぱがふさふさと地面を覆う緑のじゅうたんのようで座り心地もなかなかです。花の時期は白いお花畑になりますが、タネができている様子はなくひたすら地下茎で増えるヤロウです。

ヤロウは古くから薬用としても利用されていて、解熱・消炎・止血・循環器系強壮などの効果がありお茶やアロマセラピーにも用いられるそうな。でも栽培目的は食用ではなくコンパニオンプランツとして育てています。
当初はハーブの本に「いちじくを元気にする!!」とあったので植えたのが始まりです。ちょっとずつ増やしてはいちじくの根元に点々と植えました。ヤロウはとても強い植物で堀り上げて分けて穴に埋めて土をかけて踏んでおけば勝手に根付きます。
花は茎がぴゅーっと伸びた先に付き、かなり長い間咲き続けます。花色は黄色やピンクなどあるようですが、当園では一番効果があるといわれているスタンダードなヤロウにしました。
しかし残念ながらヤロウによっていちじくが元気になっている気はしません。ブルーベリーの根元にも植えてありますが、こちらも別段変わりありません。まあそんなもんですよねぇ。