チモシーはすっかり当園に定着しました。現在は全く種まきはしません。自分で増えた株を堀り上げて空いている所に植えるだけです。それでも年々チモシーによる畑のフチドリは遅くもなく早くもなくちょうど良い速度で進行中です。
勝手に勢力圏を拡げて大繁殖しないところがヤサシイと思います。春から夏にかけて2回ほど全面を刈り取って敷きワラにします。ムギワラやイナワラよりも柔らかく、すぐにヘタっとなるので扱いやすいのです。そして地中に残った根っこは栄養分で土を肥やしてくれます。
そしてチモシーは長生きです。最初に撒いたのはいつでしたか…、10年くらい前でしょうか。まだ元気です。春も夏も秋も冬も元気です。刈り取らないで放っておくよりも春から夏に大きくなったら2回くらい刈った方が元気で長生きな気がします。
この草は丈も高く密集して映えるので他の雑草が負けて少なくなります。
チモシーの困った部分はやはり見た目が雑草に似ていることです。しかも当地周辺で最大級に嫌われているイネ科の雑草に葉っぱがそっくりという点です。だから周囲の農家さんからの視線にはいつもおびえますブルブル。こればっかりはどうしようもないんです…クスン。