みどりのはたけ農産物 個別栽培収穫情報
栽培品目
完熟ブルーベリー (ラビットアイ)
栽培品種
ラビットアイ系ブルーベリー 7品種(下記参照)
<<ひとことプロフィール>>
粒は中くらいで皮のしっかりした実をつけます。甘味が強く、酸味があまりない果実です。強健です。
ラビットアイブルーベリーカレンダー
(栽培履歴 2001〜現在)
<<収穫・販売情報>>
2025年産のラビットアイブルーベリーは現在収穫・販売中です。
店頭販売は
風土村にて、生果実は小パック498円と大パック980円です。
2024年から試験的に冷凍果実の販売を始めてみました、今年も販売する予定です。冷凍ブルーベリー果実は収穫した時期によってハイブッシュとラビットアイが混合になります。
樹上で完熟したものを選んで収穫し良い物を選別して販売しています。完熟する時期が少しずつずれるように多品種を栽培しており、時期によってパックされる品種が異なります。
農薬・化学肥料 |
通年不使用 |
使用肥料 |
米ぬか |
使用資材 |
ピートモス もみがら 落葉 ヘアリーベッチ |
ラビットアイの栽培品種は、ティフブルー、ウッダート、ホームベル、クライマックス、フェスティバル、ガーデンブルー、ブルージェム、の7品種です。

ラビットアイブルーベリーはかなり丈夫で根張りがよく、乾燥に強くすくすくと大きくなり、よく実を付ける品種が多いです。そのかわり実はあまり大きくなく、皮は厚めでタネが若干多く、ブルームはあまり乗らないことがあります。中の種がプチプチした食感です。やや皮が固いので生食すると皮が口の中に残る感じがするかもしれません。糖度は13〜16度くらいです。
とても育てやすく花もびっくりする程たくさん咲き樹の姿形もハイブッシュに比べて野性的で強そうに見えます。そして現在猛威を振るっているモグラの実害も若干少ないように感じます。おそらくハイブッシュよりも根っこがより広く大きく貼っているからと思います。
収穫時期は真夏なので、午前10時頃までに収穫を終えないとせっかく収穫した果実が暑さでだめになってしまうので時間との勝負です。でも樹に成っている実は大丈夫。不思議。ちなみに外国から生で輸入されるブルーベリーはほとんどラビットアイブルーベリー種だそうです。
ラビットアイブルーベリーは作付けからから十数年が経ち老木化した幹が目立つようになったので新しく若い幹に変更すべく2016年に根元で切りました。翌年には瑞々しい実がたくさんなってくれるのではないかと期待していたところ、結果として豊作でしたが小粒でした。豊作の場合、小粒の原因は成らせすぎに決まっています。ラビットアイは成り数が少なくても粒は大きくならないので沢山成らせた方が収穫は多いのですが、あまり沢山成らされると樹そのものが弱ってしまうのでさじ加減が難しく未だに下手のままです。成らせ過ぎの原因は前年冬の剪定の悪さにあります。ブルーベリーとともに過ごした月日は20年を越したのにこの有様です。二十年、見ようによっちゃ繰り返した数はわずか二十回足らず…人にとって決して熟練することの適わぬ分野なのかもしれません。未だに「最適の剪定の仕方がよくわからない」などと言いわけをしますが、少しづつ、少しづつですが上手くなっていると思いたい。
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