さてまず CD を聴いてみると mini88 だけで聴くより密度が濃く繊細に
印象も明るく定位もハッキリとしている。
次にレコードを聴くとまずビックリしたのは CD と同じ位の勢いで出てくる
そのパワー感。そもそもちゃんとしたプリアンプとはこうなんだと納得する。
CD とレコード両方持っているアルバムを聴き比べてみる。
CD の方が楽器等の分離が良くハッキリと聴こえるが
レコードは楽器と楽器の間に空気感があり、全体が豊かに聴こえる。
しかも高域はしっかり伸びているし、アルバム一枚聴いても疲れない音だ。
CD は録音時間が長くなったので曲数も多くアルバム後半は耳が疲れるのか
集中力が鈍り曲の印象が薄れてしまう。
昔レコードでアルバム一枚聴き通せたのはそんな原因もあるのかも、
いや、若かっただけなのか?
結果 CD とレコードどちらが音が良いか?と比べたら、
録音が良ければ完全にレコードの勝利(人それぞれだけれど私は)。
特にダイレクトカッティング盤 http://ja.wikipedia.org/wiki/ダイレクトカッティング
は強力だ。
小さなボディー(正面横12cm) だけれど
ちゃんとしたプリアンプってスゴいね、大正解。
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