私事で誠に恐縮ですが、きっと、いやぜったいに、SyuhZは「瞳」「眼差し」フェチなのだと今さらながらに悟ったのでした。。。 高校の入学祝い。親に買ってもらった一眼レフ。ずっと欲しくてたまらなかったカメラをついに手にした少年は、友人たちや先生、隣のクラスの憧れの女の子等々、人物写真ばかりをひたすら撮りまくっておりました。当然、女の子のポートレートが大多数なのですが(笑)。不思議と、いや自然にクローズアップばかりで、得に瞳にフォーカスした写真に格別な執着心を抱き続けておりました。 それは幼少の頃から憧れ続けたヒロインの瞳。。。 超グラマーなナイスバディーはもちろん大いなる魅力に違いないのですが、けっこう仮面のあの眼差し。豪先生の描くヒロインたちは、強い意志と勇気、優しさと明るさを兼ね備えたとても魅力的な瞳をいつも表情豊かに輝かせてます。少年の頃、私は何度も何度も先生の漫画を模写しました。しかし、どうしてもあの眼差しを描く事が出来ません。何か物足りない眼になってしまうのです。 さて、掲載のポートレートは大学生になったばかりの頃のYukaさん。初めて撮影させてもらった写真です。彼女に撮影のお願いをしたのは、もちろんこの「瞳」「眼差し」そして底抜けに明るく楽しいお人柄。普段こんなシリアスな表情はめったにしない彼女。どちらかと言えば、ややボーイッシュ系の豪快ファンキーキャラなのに(失敬)、ふと瞬間的に見せる眼差しがシビレる程に魅力的なのです。その一瞬が網膜フィルムに焼きつけられてしまうと、本物のフィルムに焼きつけたくて居ても立ってもいられなくなってしまった。という強い衝動。。。 この頃は、まさか後に赤いマスクをかぶっていただこう等とは思ってもいませんでした。。。いや、ほんのちょっとだけ想像はしていたのでしょうか? 今思えば、ずっと探し続けていたのかもしれません。けっこう仮面6姉妹たちのような煌めく瞳を。。。 すると、これまでの自分の志向に不思議と納得出来てしまうのでした。いやはや、少年時代のトラウマとは大人になった今でも決して消え失せる事無く永遠に心の中を彷徨い続け、潜在的にあるいは意識的になんらかの形で日々の行動や言動、妄想等に密やかに多大なる影響をおよぼしているのですね。。。なんともかんとも。。。 |
|