けっこう仮面の正体と最初に疑われた可憐な美少女。実は一卵性の双児姉妹である結花と千草。「結花千草」という氏名で1人の女生徒として偽り、スパルタ学園二年A組に在籍。仕置教師血狂魔剣の助による身体検査と称した割り出しに始まり、探偵多羅尾番外、ゲリー・パックらによって最後まで疑われ続けたヒロインです。 「結花千草がけっこう仮面だ!」と私も信じ続けながらも、毎回別のけっこう仮面が出現してしまい、ガッカリのような、でも嬉しいような、何とも云いがたい複雑な心境に胸を踊らせていたのが忘れられません。それは当時、小学校三年生だった私の学校にも六年生のクラスに双児の美少女姉妹がいた事が大きな要因となっていたように思います。六年生にもなれば、女の子はもうすでに大人らしい身体つきです。憧れのお姉さま的存在でした。もし、彼女達がけっこう仮面だったら。。。突如、学校にあのコスチュームで現れたら。。。凄いぞ!等と、妄想は膨らみ続けたものです。 さて、登場するけっこう仮面が6姉妹の誰だったのか?巻き毎を真剣に推理してみた方は多いのではないでしょうか?前回このコーナーで語っていただいた
豊福きこう氏の著書「〜快楽白書」には、氏の素晴らしい推理と実証、消去法による特定を試みた「けっこう仮面の正体と活躍表」があります。これによれば、初めて学園に登場したお姉さまが結花千草。さらには結花であると判定されております。その根拠は、高橋真弓の証言(原作をお読みで無い方、ごめんなさい)により、さらに結花か千草かの判別は××××を見せた事により特定(快楽白書をお読みで無い方、ごめんなさい)。つまり6姉妹が文部省特捜局の命を受け、けっこう仮面としてスパルタ学園壊滅作戦の先鋒を務めたのがこの双児姉妹のひとり結花であったのです。 ああ、なんということ事でしょう。中学二年生の可憐な女の子が、正義の為とは云え、こんな作戦の一番手だなんて!もう胸が張り裂けてしまいそうです。夏綿先生、若月先生は何をしていたのでしょうか。。。 あの日、高橋真弓のお仕置きを察知した姉妹達は、テレパシー交信により結花が先陣を斬る事になったのです。いったいどんな会話だったのでしょう。。。 この私の妄想の続きは次回またさせていただきます。 |
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