2006年 プニプニ(化膿性肉芽腫性炎症)の記録

日付 経過 備考 写真
5月6日(土) 夜、ジュライのお腹を撫で撫でしていたら、右後足のリンパ節が腫れている事に気付く。
腫れている所の近くに擦り傷のような傷もある。
ジュライは食欲もあり至って元気
5月7日(日) かかり付けの動物病院受診。

傷が原因の反応性でリンパ節が腫れているかも知れないので、抗生物質を注射して、抗生物質(4日分)と軽いステロイド(2日分)を飲んで様子を見ることに。

腫れがひけば問題はないが、ひかない時は、リンパ腫の可能性もあるので、大学病院を紹介して頂けるとのこと。
体重6.72kg
3,675円
5月12日(金) かかり付けの動物病院再診。

薬を飲み終わっても、プニプニは消えず、大学病院を紹介して頂けることに。
でも、もし通うとなると、東京や神奈川の大学病院は、電車でも、車でも、遠くて大変なので、ネットで見つけた腫瘍科のある県内の動物病院に行ってみたいとお話しすると、先生は快く了解して下さる。
体重6.56kg
体温37.9℃
525円
5月13日(土) 腫瘍科のある動物病院受診。

最初は鼠径ヘルニアを疑って、押し戻そうとしましたが、全然戻らず、針生検でプニプニの細胞を調べた所、炎症反応が見られるが、鼠径ヘルニアでも、リンパ腫でもないとのこと。
バイオプシー(全身麻酔でしこりを取って病理組織検査をする)を勧められたが、もしバイオプシーをするならかかり付けの先生にお願いしたいと思ったので、その旨を伝えると、その病院の先生も快く了解して下さる。
体重6.5kg
2,100円
5月16日(火) かかり付けの先生に受診結果を報告して、バイオプシーをお願いすると、バイオプシーの結果が悪性だった場合、それから大学病院に行くとしても、すぐに予約が取れるとは限らないので、ジュライの事を考えて、その腫瘍科のある動物病院でバイオプシーをした方がいいのでは、とアドバイスして頂く。 ジュライは食欲もあり至って元気
5月18日(木) バイオプシーを一度、断ったのに、またお願いするのは、気が引けたが、ジュライのためと思って、腫瘍科のある動物病院にバイオプシーの予約の電話を入れる。
5/13に診て下さった先生が電話に出られて、早い方がいいと言うことで、明日バイオプシーすることに。

ところが、夜にジュライのプニプニを触ってみると、かなり小さくなってしぼんでいる事に気付く。
一度断って、またお願いしているのに、また断るなんてできるのだろうか。
明日、先生に相談してみよう。
ジュライは何も知らず至って元気
5月19日(金) 10:30に病院に連れて行き、プニプニを診て頂きましたが、やはり手術することになり、血液検査をして、承諾書にサインして、ジュライを預けて、帰宅する。
18時お迎えだが、退勤ラッシュに巻き込まれて遅れては大変と早めに家を出たら、17時に病院に着いてしまう。

先生からの説明では、しこりから靭帯が伸びていて、それが筋肉の隙間から出ていたそう。
しこりを切除して、靭帯を結束して、筋肉を縫合したので、普通にしこりを取って縫合するバイオプシーより痛みがあるそうで、17時の時点ではジュライは伏せたままで、自力で立てなければ1泊入院と言われる。
「待合室で待ちますので、もう少し様子を見て下さい。」とお願いして、祈るような気持ちで待っていると、18時半頃、ジュライが自力で立って元気なので一緒に帰れる事になる。
バイオプシーの結果は、来週。

車の中では、お座りや伏せの状態でいたが、家に帰るとテレビとソファの間に隠れるようにして、立ったままや、前足だけ伏せしてお尻が上がった不自然な体勢でいる。
暫くすると、お座りしたので、ちょっと豪華な夕食をジュライの下に置くと
朝食抜きだったので、ガツガツ食べる。
血液検査3,000円
病理検査10,000円
点滴4,100円
手術料29,000円
内服薬1,200円
消費税2,360円
合計49,660円


5月20日(土) 今朝、リビングに行ってみると、ジュライはジュラ布団から移動して、大理石ボードの上で寝ている。
傷が痛むのか、大理石で体が冷えてしまったのか、震えていたのでとても心配。
でも、食欲はモリモリで、朝ごはんをガツガツ食べる。

トイレまでは移動できず、昨夜から○シッコは、あちこちでチョロチョロしている。
ウン○は、昨日の朝して以来、全然出ていない。
後足が踏ん張れないから出来ないのか。

午後になっても、動きがぎこちなくて、去勢手術の時は、次の日からお散歩に行ったのに、今回はお散歩に行けるような状態ではなく、心配になり、全身をチェックしてみる。
去勢手術の時は、包帯は巻かなかったが、今回は粘着包帯を広範囲にしっかり巻いてあって、その上に全身サポーターをしてあって、包帯の間に指を入れてみるときつそう。
動物病院に電話して聞いてみると、傷を舐めなければ、包帯を外してもいいし、きつい所に切り込みを入れてもいいとの事だったので、傷口の近い所は残して、包帯を切ったり、切込みを入れたりする。

すると、ジュライが歩き出し、トイレに行って、勢いよく○シッコをする。
包帯がきつくて、○シッコもチョロチョロしか出なかったし、動けなかったよう。
夕方、雷が鳴った時は、いつものジュライに戻って、部屋の中を行ったり来たりして雷に威嚇する。

夕ご飯もガツガツ食べたのに、まだウン○が出ないので、食後に牛乳を飲ませてみる。
すぐに、カーテンの前に座って「ジュラ牧場に出して。」と目で訴えたので、サッシを開けると、段差を乗り越えて、自力でジュラ牧場に出て、ウン○と○シッコをたっぷりする。
これで、一安心。
去勢手術の後より、かなり痛そうで見ていて辛い。



5月21日(日) 傷口の消毒に行く。
5針縫ってあって、周りの皮膚も内出血していて、とても痛々しい。

包帯は巻かずに、サポーターだけになったら、右後足の外側の毛も剃られて、ハゲになっていた。
まぁ、ママトリムの大失敗でジュライの背中に長方形のハゲを作った時も、2週間でハゲが目立たなくなったので、ちょっとの辛抱。
520円
5月22日(月) 手術後初めて、お散歩に行く。
歩くのは普通だが、久しぶりのお散歩が嬉しくて小走りになると、3本足で走る。
帰ろうとすると駄々っ子になったので、慌てて抱っこして帰る。

お腹の皮膚が、カミソリ負けなのかかなり赤い。
まだまだ痛々しいけれど、ジュライは元気。
5月23日(火) 病院からの電話で、バイオプシーの結果がわかる。
詳しい内容は、土曜日の抜糸の時に説明があるが、腫瘍でも、悪性の物でもなかったそう。
よかったぁ〜!
どんな時も食欲モリモリだったのが救い。
5月27日(土) 午前中、抜糸に行く。
ジュライは、車に乗せただけで表情が曇り、病院の待ち合い室では震えていました。
でも、抜糸はジュライもじっとしていて、簡単に終わる。

バイオプシーの結果、診断名は化膿性肉芽腫性炎症
原因はわからないが、しこりが炎症を起こしていた状態で、問題ないそう。
520円
6月8日(木) ジュライのプニプニは何でもなくて、すっかり元気になったが、傷が盛り上がっていて、皮膚がつって違和感があるんじゃないかと心配していたので、フィラリアの予防薬を頂きに、かかり付けの動物病院に行ったついでに、ずっと気になっていた、ジュライのバイオプシーの傷を見て頂く。

かかり付けの先生が手術したのではありませんが、多分、中の糸がきつめに縫ってあって、その糸が溶ければ平らになるんじゃないかと言うことで、また傷の辺りの皮膚はよく伸びるそうで、それを聞いて安心する。その後、2ヶ月くらいで、元通りに平らになる。
体重6.46kg