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みちのく一人旅 1
文字ばかり･･･興味がある人だけ読んでね。目が疲れるよ。
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思いたったら･･･吉日
　なぜに東北？北海道は別として、私が一番出かけた最北端は、福島･･･。未開発の東北なので一度は行ってみたい地。毎年夏休みは9月の涼しくなっていた頃に取ったのですが、いつも9月は重なることが多いので今年は早くに･･･と思い7月頭にとることにしました。
　一人旅は一年に一度いこうと思っていたので、今回の旅はぶらぶらとひとりの旅にしようと決めました。
旅を計画
　東北になにがあるか？どんな観光地があるかもまったくもって無知に近い常態でしたので、旅行会社のパンフをもらってきたのですが･･･当たり前にひとり旅向きではなかった。写真を見て行くなら青森！奥入瀬へ！遠野に行ってみたい！平泉！角館！仙台！さくらんぼ狩りあああ･･･無謀なことになっていました。
　どうしても行ってみたいところが奥入瀬と小野川温泉だったので、その二つの間を巡るように考えてみました。今回は奥入瀬から旅はじめにしました。　7月初旬のバリバリ梅雨時期のたびです。

　まずは、情報集め、デジタルを駆使しての情報収集！（･･･って、単にHP散策）
ご当地ソフトクリームを食べてみたく、まずは検索でソフトクリームを探す（食べ物から入るところが私らしい･･･）そこで、kaniさん、そして旅行つながりで、Kunkunさん、Hakkuさん、ようこさん、はじめいろいろな方にお世話になりました。また、情報収集にあたり沢山のお友達が出来ました！これも旅の出会いですねぇ！！
　そんなこんなで、今はネットで電車の発着や、バスの時刻表まで手に入ってしまうのです。旅のプランを立てる時点で、バスの時刻表まで手に入るのはありがたいことです。いろいろ情報を手に入れ大体の構想が出来上がりました。そして個人手配をして出発〜！！
旅初め
　今回は夜行バスを利用しての旅になりました。
奥入瀬に行くには青森駅からバスが出ているとのこと、東京−青森を夜行バスにて利用。上野発の夜行列車〜ではなく、東京駅発の夜行バス！念のため何日か前に切符は購入。東京八重洲口を21:30出発。今日勤務は早番！ダッシュで帰宅し、パソコンチェックして、風呂に入って準備して、なんだか変に緊張しちゃって、予定よりも一時間早く家を出てしまった･･･。駅でパンを購入･･･大丸もう閉まっていると思ったから。
　で、すぐに東京駅到着･･･。

そしたら･･･なんとも大丸地下街21時まで営業･･･。ショック！！キハチのあげぱんも未だ食べていないし、ソフトクリームも久々に食べても･･･べーグルKでも良かったし、ああああ大失敗。バス乗り場の近くの喫茶でも良かったし･･･是非次回利用することがあったら大丸で夜食を買おう。
　そんなことを考えながら、早くついてしまったので喫茶店でコーヒーのみ、パン食べバスをぼけーっと待つ。どうやって明日は動こうか？？天気は大丈夫か？？･･･夜行バスを利用する人はどんな人なのか？？そんなことを考えながら時間をすごす。それにしても暑い。梅雨寒なので長袖を持ったが？？どうなのか？？とちょっと不安になる。

　21:30にバスが来ました！夜行バスは京都で利用したことがありました、青森の方がはるかに長い。長旅だが･･･眠れるだろうか？？と思いつつ。バスが入線してきました。京都のときと比べるとチョットぼろ目･･･。私の座席は、なんと一番前！！足を置くスペースに余裕あり！かなりフルフラット状態で横になることができました。席についてもドキドキして落ち着かずオロオロしている。すると･･･なんとも、近くのオヤジが弁当を食べ始める。プーんと香るいいにおい、いやいや･･･パン食べたばかりなのに私のお腹は･･･ぐ〜。
　どこかインターにでも寄るかと思っていたため何もお菓子を持っていなかった･･･が当てがハズレて、ノンストップで青森まで！！ちょっとショックでした。（トイレはもちろん備え付け、三列シートなのでトイレにも行きやすい）お腹が空きそうな感じだったが、バスはすぐに電気が消え暗くなる。すると私も眠くなる･･･どこでも眠れる体質に感謝して眠ってしまう！！
一日目　青森−奥入瀬−十和田湖−盛岡
　それでも途中で、なんどか起きて寝ての繰り返し。青森駅に7時到着予定でしたが、30分早く6時半到着。早朝なので駅前は静まりかえっています。十和田湖までのバスは7:50発とのことで下調べしていた市場（5:00〜）に出かけることにしました。
　なんとも近代的なビルに本当に市場があるのか不安･･･、入り口も本当に市場があるのか？？と言った印象を受ける。エスカレーターは止まっている？？と思ったらセンサーで動き始めました。地下に降りると本当に市場！！感動です。
美味しそうな魚介類がたくさんあります。朝ごはんは市場で･･･と思っていたので食堂へ、何軒かは朝からオープンしています。そのなかの定食屋で朝食を食べる。朝っぱらからお刺身まで食べてしまった。オバちゃんの作ったお惣菜がうまかったです。
　さてさてまだ時間があるので再び、駅へ向かう、ちょっとだけ青森湾を見に行った。おっさんが沢山いまして、ちょっと上野チック。釣り糸たらしている人や、、、、海をのぞくのですが、汚い。都心に近いのでゴミが流れついているのでしょうか？
　まぁ、記念に写真を撮っておく。

　7:30も過ぎると学生で駅が混雑しはじめる。駅構内にキヨスクにお土産屋があり、物色。気になっていたロッテのみちのく限定「りんごガム」が売っていました。でも･･･今から奥入瀬歩くのに重いものなんて持ちたくないのでウロウロするだけで購入はしませんでした。･･･そして奥入瀬へ向かうバスに向かいます。時間的な問題と天気と体力を考え雲井の滝までの乗車券を購入する
。 　私以外にも、3人ほどの女の方の一人旅がいました。こんな時期に旅行者もいたものです･･･。７・８人の団体もいたけれど･･･一番早いバスなためか少ない15人ぐらいの乗車人数でした。このJRバスは観光用なので途中いろいろな観光地に停車します。各地5分〜10分ぐらい停車するので写真を撮るぐらいの観光ができます。温泉饅頭などの魅力的なものが販売されています。しかし･･･いくらなんでも朝食から山盛り食べた私は･･･お腹が空かないので食べられなかった。

　バスの一番初めの停車地の「かのや茶屋」の長生き茶には笑う！「一杯のんで3年長生き2杯のんで6年長生き、3杯のんで死ぬまで長生き」･･･って、死ぬまでっていったい？？思わずパチリ！

　あと、温泉地「酸ヶ湯温泉」山間の一軒宿で湯治や千人風呂で有名な地らしいです。たぶん、写真を見ればわかると思おう温泉です。混浴だったのが･･･私には駄目で、今回は見送りました。立ち寄り湯もありますので是非、時間の余裕の合う人はどうぞ！（時間で女性限定の時間になる）

　バスは何回か休憩を取りながら奥入瀬渓流近くになってきました。･･･そして心配していた雨も降ってきました。ああああ･･･念のため持ってきたレインコートがいきなり役にたってしまった。
　雲井の滝の前にも九十九島なども見所もあり、バスはそこで止まってくれます。（車上観光ってやつです）バスの上から写真をパチリ。
　さてさて雲井の滝に到着。降りたのは私一人。滝を見てから奥入瀬渓流沿いに歩くことにした。雨･･･人も全然いない。一人であるく。渓流の美しさにバチバチとデジカメで写真を撮る。そのたびに足をとめていた･･･すると、やぶ蚊が！！！ブンブンブン･･･寄ってくる。雨が降っているのに･･･よく飛ぶものですねぇ･･･。奥入瀬に来るには絶対に虫除けが必要ですよ！！

　雨がかなり降っていたのですが、森の中なので木が傘になり、それほど体には当たらないので傘はいらない。自然の傘がいい感じです。それにしても暑い！！レインコートを着ているせいもあり、汗がだくだくと出てきた。いったい･･･、カッパを着ている意味があるのか？？カッパの中もビッチャビッタ･･･ある意味ダイエット。

　子の口まで歩いて約2時間ぐらいでしょうか？？トイレ休憩も入れて。時間をみていなかったのでわからないのですが、私は歩くのが早いので参考にならないかもね･･･。奥入瀬渓流は、滝も見事！流れも見事！雨にぬれた森も見事！･･･でも晴れているのがいいかなぁ。また別の季節に訪れたい地になりあました。
　歩いて歩いて、やっと子の口まで到着！！
　子の口に着くと、すでに遊覧船が停泊しておりすぐに乗船！！（12:00発）

･･･あれ？私だけ？？え？

と、思っているとそのまま出港･･･。本当に私だけ、良いのかぁ？？
私一人のために船が出港！！なんと、乗客は私一人･･･まぁ、この雨でだれも奥入瀬を歩こうと思う人はいないでしょう･･･。定期船なためひとりでも時間で出港するみたいです。
船の中で着ていたシャツを交換。汗でずぶぬれ！！
ひとりきりなので怖いもの無し。鞄やカッパを席に広げて置き、船内をブラブラあるく広くはないが･･貸切状態を満喫する。あああ･･･誰もいない
。 雨のため、景色は煙っていたが･･･貸切というすごい状態でドキドキ。
船に乗ってから、ますます雨がひどくなる。ガラスにあたっている･･･あああ、本格的です。
　アナウンスの流れる船の中でその後の行動を考える。盛岡に宿をとっているため、ここから十和田南までバス移動になるのですが･･･考えていたのは、お昼ご飯を食べ、休屋付近を散策するつもりでしたが･･･雨雨雨！！予定より一本バスを早めて（2時間早くなる）十和田湖を出発することにしました。
　船の中で、見返り松と乙女の像をみて･･･50分の遊覧を経て休屋に到着。バスの出発まで30分たらずなため、そばのビジターセンターをみて、お土産屋できりたんぽを食べる。そう！ここは微妙に青森・秋田にかかっているため、おもわず秋田の土産まで味わえました。

　休屋発ー十和田南行きのバス(13:15発）に乗り込むとますます雨が降ってきました。あああ･･･梅雨時期だからなぁ･･･と解っていながらもちょっと残念。そしてまたバスの中で眠る･･･グーグー
　1時間ほどのバスに乗り、十和田南駅に到着。十和田南駅は、ローカルな感じで、まわりに何もない。駅前になにもないのはビックリする。それだけ車社会なのですね･･･。
　14:35発の盛岡駅行きに乗る。雨がもっとひどくなる。あああ･･･梅雨がいけないのね。最初は乗車している人はまばらですが･･･だんだんと学生が増えてくる。盛岡に着く頃は学生で一杯！！になる。言葉が違うのにちょっと嬉しくなる。

　余談だけど、東京には方言があるが滅多にお目にかかれない、生粋の江戸っ子です。言葉がキツイ･･･と言うかよくある表現のチャキチャキです。なにより「ヒ」は「シ」と発音される。「コーヒー」が「コーシー」と聞こえる。パッとは判りにくいのですが、違うのです。私はたんなる標準語。東京で聞く会話は標準語･･･。言葉とは地域性があるなぁ･･･と感じました。

　そんなこんなで、盛岡到着（16:38）雨が降っている･･･。傘を広げる。とりあえずホテルへ
駅から近いホテルなので鞄をおき、汗臭いテーシャツを片付け、ビショビショのものを干す。まだまだ明るいので盛岡市内の観光へ出かける。啄木の家が18時までやっているとのことでトボトボあるく。雨･･･雨･･･靴が濡れる。

　石川啄木の新婚の家を観る。周りは駅とは違い建物が低くなる。その中に三角屋根の石川啄木新婚の家がある。入場無料とは思えないほどのきれいな家で庭も手入れされていました。庭の濡れた紫陽花がいい感じでした。石川啄木･･･授業でやったなぁ･･･と思いながら

　まだまだ時間があるので、こんどは石割桜を見る。でっかい石の間から桜が伸びている･･･よくそこから大きな桜の木になったものだ･･･。こうなったら･･･と雨の中岩手公園へ向かう･･･薄暗くなってきたのでチョットだけだが･･･石垣が、紫陽花が、バラが･･･ありました。もう靴はタプタプの水が入ってくる。そこからすぐに岩手銀行中ノ端支店の前にある観光案内所へあるく。資料をもらって白沢煎餅のお店まで歩く。

　会社の先輩から南部煎餅ならここのお店が美味しいと聞いていたのでお土産を購入することにする。ピーナッツなどの当たり前の味から、冷麺や唐辛子など異色の味まで各種そろっています。試食もさせてくれ、会社や友人の土産にかなりの量を購入する。持つのが面倒なので自宅に発送してしまった。
･･･が、後から気がついたが冷麺やりんご味ガムなども買いたくて、でも持ち歩けないから･･･まとめて送るつもりだったことをすっかり忘れてしまい送ってしまった。ああ･･･失敗。駅前で発送すればよかった･･･とちょっくら後悔した。
　夕食はどうしようか？？と悩んでいましたが･･･わんこそばにするか冷麺か？？すると煎餅屋で近くの冷麺をすすめられてそこに食べに行く。

　街中はすっかり暗くなる。当たり前なのでしょうが、街全体が静まりかえっている。街灯が少ないことを感じました。

　冷麺を食べる。冷麺好きなので美味しい！冷麺のあの噛みごたえがいい感じ。辛さもいい感じでした。店を跡にして、ホテルへ･･･のつもりが、煎餅屋と冷麺のお店の間に、美味しそうなケーキ屋発見していて、そこにも寄ってしまった。
　どうしようか･･･悩みながらも甘いものが食べたくて食べてしまった！！フルーツタルトをセレクト！美味しかったです。旅行先でも美味しいものに出会えるのが幸せです。ケーキ屋の店の方に、美味しい魚のお店を教えてもらいそこにもGO！
　今まで、ウニが嫌い･･･だったのですが、本物は違う！！甘くてトロリ〜、イカの刺身につけて食べてと言われまたほおばる！！ああああああ！美味しい
。 本当に美味しいものを食べました。
しかし･･･不覚にも店の場所をチェックしていなかった。お酒もので旅を満喫！
　
そんなこんなで、食べ歩いてホテルについてバタンキュ〜ゥ！！
かなりハードだった気がする･･･ね、思い返すと。
でも、本人は気ままに動いていたので、かなり楽しかったです
２日目につづく
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