Summer in Hamamatsu 2004

浜名湖花博編

 今年も浜松工場の公開がやってまいりました。いやぁ、毎年毎年試験期間中に開催してくれるというこの親切には恐縮です。というわけで、今年も行ってきまーす。

 浜松工場の公開は7月24日、25日。前期期末試験の私の時間割は、23日、26日、28日。おー、24日が無い。というわけで、今年は日帰りせずに1泊2日で行きましょうということになり、ホテルの予約をする。

 24日の朝になってようやく準備を開始。試験勉強用のノートも忘れない。カメラも入れて、タオルも入れて、9時ごろに自宅を出る。ところが横浜市営地下鉄がいきなりダイヤ乱れで不規則走行。出だしからあまり良くない。新横浜にようやく着き、みどりの窓口で切符を購入。その切符とは、浜名湖花博往復切符で、花博入場料込みで14800円。往復新幹線自由席+シャトルバス往復+花博入場料がこのお値段。片道を在来線にして浜松までを往復する学割+特急券の価格よりも安い。有効期間は2日間でちょうど良い。

 ホームへあがって約20分を待つ。目の前から300系最後のプラグドア車であるJ15編成が出て行った。ひぃさんにメールをしてみれば、彼はパソコンが壊れてレポートを出せなくなっているらしく、パソコンと格闘しているようであった。程なく500系がホームに滑り込んできて、自由席に並んでいた指定席を取らない貧乏人orケチンボを満載して発車していった。その5分後、私の乗るこだま411号が入線した。編成は連番でJ16であった。

 さてさて、乗車して山側の席を確保し、買った切符を確認する。今使っているのは行きの新幹線切符だ。この他に、シャトルバスの切符2枚と、花博の入場引換券が1枚、そして、帰りの新幹線切符が1枚と、企画券ではお馴染みの案内。それをじっくり読んでいると不思議なことが書かれていることに気づく。「この切符は花博の入場券をお持ちの場合に限り有効です。」

 んーと、私の持っているのは花博の入場券ではなくて、花博の入場引換券だから、つまりあれだ。この切符は無効ということですな。(爆

そんな下らない揚げ足取りを脳内で繰り広げているうちに、列車は大和トンネルを通過して綾瀬市内を驀進してます。晴天の相模の馬入川(相模川と言え!)を渡りまして、いつぞやテレビでやっていた家屋が規則正しく立ち並んでいる地帯を通過して、間もなく小田原に到着でございます。ここで通過待ちです。

 小田原を出て、山の中を進んでいくとだんだん天気が怪しくなります。まぁ山の天気は変わりやすいと言うのは大学で立証済みなわけでスルーとして、熱海に到着。ここではもちろん通過待ちはしません。したら追突されます。もっとも、熱海で退避できるように線路を湯河原で分岐させて新丹那トンネル内で合流させる新線計画があったらしいですけど。まぁ、それは良いとして、次は三島です。新丹那トンネルを抜けて程なくして着きます。ここでも通過待ち。島式ホームなので通過列車は私の車窓からは見えません。3分で発車。次は新富士です。間もなく新富士です。富士山が良く見えます。流石は景色一流、知事三流の静岡県。夏とは言え、いい眺めです。昔、私のHPのとある部分を丸写しして掲載した非常識なガキンチョがこの駅で活動しているらしいが、それっぽいガキンチョは見えず。ホームには大きく「浜名湖花博」の文字が。うむ。静岡だ。

 新富士では通過待ちは無いが、通過列車の速度はかなり速いはず。一度撮影してみたいと思いつつ新富士を後にし、次の静岡を目指す。若干居眠りをしながら静岡に到着し、通過待ち。発車間際にエロ川君からメールが届く。さて、静岡を出て数分後、車窓左手に富士山が見えることがある・・・・・・。見えませんでした。残念。とか何とかやっているうちに天気がどんどん悪くなって掛川です。この天気で大丈夫か? まぁ何とかなるでしょう。次の停車駅が目的地である浜松だ。

 「♪びいーいーあんびしゃーす。 まもなく浜松です。」キタキタキタキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!! 待ってました快晴! 浜松快晴! (・∀・)イイ! ウェザーブレイク! 今の浜松は快晴でしょう。 うんうん、良かった良かった。

 ここでも通過待ち。さぁ、300系を抜き去る列車とのツーショットで締めましょう。しかしデジカメはシャッターを押してから0.2秒ほどタイムラグがあるけどうまく行くかな。というわけでやってみました。

ジィー・・・・・・ピッ  カシャッ!



       失敗   _| ̄|○

 まー、学校忙しくてしばらく新幹線にカメラ向けてなかったからこういうこともあるさっ。(開き直り) さて、ホームを降りて改札のお嬢さんにお願い申す。

「すいません。この切符を頂けますでしょうか?」
うん。分かりました。ちょっと待っててくださいね〜。
『あ、これから舞阪まで行きますかぁ〜?』
「いえ、ここからバスに乗りますので。」
『分りました。はい、どうぞ〜。ありがとうございました。』
「ありがとうございます。」

えー、なんだか妙にタメ口だったような気がするのですが、まぁ大体同年代だし、可愛かったから許す。(オイオイ) さてさて、コインロッカーに荷物を置かないと、どこにも行けないわな。しかしながら花博と浜工でコインロッカーが一杯でどこも空いていないわな。どうしようかと考えた。ふと新幹線の車内からヨーカドーが見えたのを思い出す。ヨーカドーならコインロッカーがある。しかも近所のは無料だった。サービスカウンターで預かってもらうことも出来る。というわけで、ヨーカドーに乗り込んで、コインロッカーに荷物を押し込む。小さいのでなかなか入らないが、強引に入れる。で、ここは100円らしいので100円を払って施錠。本当は店外に行くのは禁止なのだが、100円払っているうえ、他のロッカーが全て空いているので良いだろうと無視。しかしながら、ロッカーだけ使わせてもらうのは悪いので、とりあえず買い物をして店を出る。

 さぁ、花博へ行きましょう。浜松駅のシャトルバスは14番乗り場だったかな? お、居た居た。ガラガラじゃん。切符を渡して乗車。ちょうど出発の時間だったらしい。すぐに発車した。しばらくすると工場公開で沸く浜松工場の脇を通過。300系と保守用車が見えた。花博のビデオが車内で流れ、しばらくすると眠気が押してきたので熟睡。気づけばもう浜名湖を渡って花博会場に着いていた。入場引換券を入場券に換えてもらい、ときめきゲートなる門をくぐって入場。とりあえず入り口に近い売店で帽子を購入。日差しが強いでコレは必需品でしょう。しかし何でこんなのが2100円? 疑問なので840円のものを購入。


ときめきゲート

花の大通りを抜けていこいの広場に出ると、ピエロが風船で遊んでいた。ピエロを横目にそのすぐ前のほほえみの庭を見てまわる。波をイメージしたオブジェが並び、付近の子供達が創造した生き物が並んでいた。残念ながらこの暑さで花がほとんどヘタレてしまい、せっかくのオブジェも今ひとつであった。川と言うか、運河と言うか、まぁそのようなものがほほえみの庭を過ぎるとあるわけでして、そこの土手が小さな綺麗な花で埋め尽くされておりました。織物をイメージして作られたとか。

  
波をイメージしたほほえみの庭                    縁F浜型四季文四曲屏風がモチーフのはなづつみ

 今私のいる地域は「花の街」と言うらしい。運河を前にして左側はかざみ橋、右側はしおみ橋がある。とりあえず左側のかざみ橋を渡り、「水の園」という地域に入る。運河沿いには水のカーテンが反対側のしおみ橋まで続いている。暑いので水を被ってみたりする。なかなか気持ちがいいものである。

 しおみ橋の近くまで歩き、水の園の中のほうに入っていく。ふれあいの庭という要は公園のような場所を抜けて左側の丘を登っていくと劇場があり、中でなにやらコンサートをやっていた。どうやら「サーカス」のコンサートらしい。それを横目に養成中で通れない芝地を避けて丘を下り、ヒャクニチソウが咲き誇る水と花の庭を歩き、にぎわい橋を抜けて中央広場へ。のたねステージでなにやらやっていたが、それを横目に水辺へ向かう。今週のお勧めの花、熱帯のスイレンが咲いているらしいが、ほとんど咲いていなかった。後にわかったことだが、午後になると大体閉じてしまうらしい。

ヒャクニチソウ(学名:ジニア)
   
左から エレガンス(赤)   エレガンス(ピンク)   プロフュージョンチェリー 

 暑いのでカキ氷を買ったのだが、このカキ氷、カキ氷というよりただの氷。固まってすんげぇ食べにくいです。十数分かけてシロップだけをゴクゴク飲んでいたような気もしないでもないが、とにかく時間がかかった。
 そこからさらに奥に行くと「緑の里」というエリアになる。天龍杉やら大井杉やらで作られたベンチが並び、少し行くと園芸文化館。中に入ると日本の園芸文化が解説されていた。江戸時代の日本人は同時代のイギリス人以上に園芸が普及していたらしい。いろいろな盆栽の展示がなされており、とても興味深い。同じ植物でも種類がかなりたくさんあり驚いた。こんなに改良品種が多いのか・・・。

 そこを出てどんどん奥に歩いていくと、今度は昭和天皇自然館がありました。ここは生物学者であった昭和天皇の記録が収められている。時間待ちをして中に入ると、まず真っ暗なスクリーンに昭和天皇の功績が放映される。昭和天皇自身が伊豆須崎の御用邸で採取された標本が軸になり、これをきっかけに生物学者への道をあゆむこととなったと言うのが大まかな内容。そして、上映の最後に標本がもう一度放映され、終了と同時に、「それではご覧ください。」の案内ととっもにスクリーンが上がり、入り口が出現してそこには本物の標本が置かれていた。もちろん厳重に管理されているが。映画に出てきた4つの標本のうち、1つが本物で、そのほかは写真での展示となった。さらに奥には昭和天皇の功績をパネルで展示してあり、ゆっくりと読んでから外に出た。

 さらにどんどん奥に進み百華園の入り口があった。中に入ると数え切れないほどの花々が咲いている。ここには注目の「青いバラ」があると聞いていたのだが、どうやら今は咲いていないらしい。その近くにはダリアがたくさん咲いていた。また外国産の花々もたくさん咲いていた。しかし、どうやらここは一方通行らしく、私の入った場所は出口だったらしい。じゃあ何で「入り口」と書いてあるのか甚だ疑問であるが、まあいい。時間もなくなってきたし、やすらぎ橋を渡って百華園を出る。とりあえず目の前に浜名湖が見えてきて、踏み切りの音がする。何かと思えばフローラムーバの専用線路にかかる踏切だった。左に向かって、さっき入ってきた百華園の出口側に歩いていくと、左右には企業の作ったオブジェがならぶ。しばらく歩くとさざなみ橋を渡って出口に到着した。

  
少しだけ咲いていた「青いバラ」 外国産の「ルドベッキア・ヒルタ・ダブルデライト」 宴Aメリカンマリーゴールド

 ここから右に入って緑の里のもっとも奥、「花の美術館」に到着。ここは印象派の巨匠、クロード・モネの家を再現した場所だ。従来の画法に日本の浮世絵の表現技法を取り入れた人である。モネの家は浮世絵が何十点もあったと言うが、それも再現されていた。

 さてさて、バスの所要時間を考えると、ホテルのチェックイン時刻に間に合わせるためにはそろそろ帰らなければならない。モネのビデイオを見たら花の美術館を離れて、さっき来た道を快足をとばしてスタスタスタスタ歩いて行く。途中、例の踏切に差し掛かる。ちょっと見てみようと思い寄り道。踏み切りを渡って歩道を下り、木道を歩いていくと目の前はもう浜名湖。ウナギはどこかな?
 行き止まりなので引き返して、踏切でフローラムーバの通過待ち。行ったら踏切を渡り再度出口に向けてスタスタスタスタ歩き出す。足の遅いフローラムーバと木々を挟んでデットヒートを繰り広げながら、スタスタスタスタスタスタスタ・・・・・・。

  
モネの庭を再現        フローラムーバの踏切         鴛l名湖   

 気づけばしおみ橋を渡り「花の街」に戻り、土産物屋へ突入。適当なお土産を購入して会場を後にする。浜松駅前行きバスに滑り込みで乗車した。花博会場を後にし、渋滞の中、一路浜松駅を目指す。行きと同様に浜松工場の脇をすり抜け、浜松駅へ。道がやたらと混んでいてなかなか進まない。明日の打ち合わせで会長殿から電話がかかってくるが、車内なので早々に切って到着を待った。しばらくノロノロと進んだ後、ようやく浜松駅に到着。バスを降りて地下通路を通り、駅へと上がって行くと、なにやら演奏が行われている。

 サザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」が聞こえてきた。どうやら地元の高校の吹奏楽部が演奏しているようだ。たしか、ずいぶん昔の映像だったが、サザンが浜松でライブをしたとき、「♪砂混じりの浜松〜」と、茅ヶ崎を「浜松」に変えていたような気がした。というか、最近ズルズルとサザンにのめりこみ始めている。

 メドレーだったんでどんどん別の曲に入っていくわけで。でも高校生、「エロティカセブン」はあったが、さすがに「マンピーのG☆スポット」は演奏しなかったな。「夏をあきらめて」「みんなの歌」「希望の轍」etc.

 メドレーが終わるとそそくさとヨーカドーに向かい、荷物を引っ張り出してホテルへ。チェックインして荷物を置き、会長殿に電話をかけて明日、出来れば8時50分頃に会うということを決めて、またヨーカドーに行き、明日に備えて89円の叩き売りアクエリアスを数本と安売りのパンその他食料品を買い込んでホテルに戻る。ホテルでは荷物の整理をして、月曜日の試験に備えて持ってきたノートやプリントを読みふけり、気づけば11時になっていたのでシャワーを浴びて就寝。・・・・・といきたかったのだが、突如外から騒音が発生し、1時過ぎまで寝れなかった。

浜松工場編

 朝だ。起きよう。真っ暗だな。まだ6時代かな・・・。時計は・・・、あったあった。・・・・・・?? 9時48分?? こんな真っ暗なのに? ずれてるのかな? 他の時計はあるかな、PHSは? 腕時計は? ほとんど似通った時刻を指している。しかし真っ暗なので大混乱。とりあえずカーテンを開けてみるものの、真っ暗なのは変わりない。窓から朝日が全然入ってこない。まぁそんなことはどうでもいい。会長殿を待たせているようだ。というわけで慌てて荷物をまとめて、といっても前日にすぐに出れるように準備してあったのだが、ホテルを出た。

 即座に会長殿に電話をかけ、まだ浜松駅に居ることが分かったので合流。向こうも私が昨日、「起きれるかどうか不安」といったので、ある程度は予想していたようである。しかし浜松工場への送迎バスは1時間待ち。私の提案で歩いていくことになった。地図は見ておいたのだが実際に持ってはいない。頭の中の地図を頼りに道を歩いて行き、30分ほどで工場へ到着。送迎バスと路線バスは大混雑していた。入り口も混雑、中も大変な状況であった。

 受付を済ませたら、まず一通りまわることにした。入ってすぐの物販に行き、買わずにながめてから漸進するパターン。中にキャンペーンが延期されて、本来なら見れなかったはずのAMBITIOUS JAPAN!シールを貼り付けた700系が居た。ジャッキアップされたAMBITIOUS700、なかなか見ごたえがある。そのまま奥のほうに進むと、昨年同様、車体上げ、乗せの実演会場。そこを右に曲がり、保守用車両の展示。昨年と同様に軌道安定作業車、マルチプルタイタンパー、高所作業車が展示されており、去年と違うのは延線車の代わりに電気作業用クレーン車が展示されていた。その右奥、車庫の中に3本の新幹線が並んでいる・・・・・・、ハズだったのですが、中央の300系が中間で切り離されて中途半端な状態で置かれています。右に700系、左に300系でした。そこを過ぎて、車両の展示場、昨年同様の955系、123+168-9000+22というゲテモノ編成、そしてその後ろには、我らが923型電気軌道総合試験車が展示されていた。そこを過ぎて左は子供の記念撮影、右は入り口側に戻る通路であった。展示されているC21の脇を通り、出店で焼きそばを二つ買って、再度物販を通り抜けて、中央付近にある休憩所へ。トイレから程近い場所に腰を下ろして焼きそばを食べ、しばし雑談となった。

 
入り口側の700系 光の加減で不思議な雰囲気、対して展示側の300系(窓の外に923形)

 しばらく休んだ後、車体上げの実演場を通り抜けて左に曲がり、リニアインフォメーションコーナーへ行った。リニアモーターカーの車両の模型が特設線路を浮上して走行している。どうやらガイドの下にある磁石が移動して、それにあわせて車体側の磁石が移動して動いているようだ。ところがガイドの板が浮き上がっている場所があり、そこに引っかかり車両は停止。ところがガイドの下にある磁石は動き続けているので、車両との磁極バランスが崩れて車体がガイドにくっ付いて動かないという事態になってしまった。係りの人が直すが、同じ場所で同様の事態に陥り、私がそこに居る間はまともに動かなかった。


浮上走行中の模型 これを撮影した直後に異常発生

 リニアを見たあとは在来線展示に行き、昨年と同じ在来線車両の展示を見る。雨が降り出してきた。また入り口近くに戻り、再度物販へ。今度は定規やらカップやら、傷物で叩き売りの日車夢工房グッズ、食堂車の食器やらをジャンジャカ買って、物色。会長殿は100円のガチャガチャに夢中になっていた。
 買い物を終えて、車体あげの実演を見に行った。去年は300系であったが、今年は700系だ。

 実演する700系は、表面の保護塗料が剥がされているようで艶が無く、色が少しにじんでいる。
それに加えて、良く見ると「AMBITIOUS JAPAN!」のステッカーも取られているのが分かる。

実演の前におねーさんがとおっちゃんがいろいろ解説をしてくれました。で、最後に子供達からの質問タイム。

「ドクターイエローは、いつ走っているんですか?」

おーい、見たい奴はここに「」が降臨してるぞ〜。などと、周囲の人には分からないくらいに消極的アピールをしてみたり。

 なお、700系の先頭車は付随車でありますが、この実演ではモーターを取り外した動力台車に乗せられてました。
 これが終わったら、見るものはとりあえず見たということで、リニアのところにあった食堂へ行って食事。会長殿と相談して、新幹線が通る踏切として有名な、西伊場第一踏み切りに行くことにした。

工場内で見られたもの

300系の付随台車

椅子が取り外された車内

中間で切れたまま展示

300系付随車輪

動輪+ギアケース(形式不明)

700系の車輪本体

 終了とほぼ同時に西側の出口から出る。そこはもう目の前に西伊場第一踏切だ。その近くの駐車場で入れ換えが始まるまでしばし休憩。1時間ほどで保守用車の入れ換えが始まった。

 4両展示されていた保守用車のうち、2両ずつ出場して浜松レールセンターに向かっていった。その後は展示されていた100系や300Xが踏み切りを出ないながらも動いた。923形は出なかったが、突如やってきた任侠団体に属していそうなフレンドリーなおっちゃんが、無理に入れ換えをしていた職員さんに尋ねて教えてくれた。しかしながら、その時間はもう帰りの新幹線に乗らなければならないので、見ることは出来ない。おっちゃんとは何故か我らが地元横浜の話で盛り上がっていた。

 入れ換えが終わったら、車庫に面した街道を浜松駅に向かって歩いた。外から先ほど入れ換えされた車両が見える。最近整備されたような綺麗な道だった。300X、100系、0系、300系が一本の線路上に留置されていた。車庫を過ぎたら横断歩道を渡りバス停へ、そこから遠州鉄道バスに乗って浜松駅へ向かった。駅前のファーストキッチンで軽食をして会長と別れ、自分はホームで新幹線を撮影し、もう一度降りてラーメンを食べて、荷物を引っ張り出したらさぁ帰ろうということで新幹線のホームへ。


浜松工場に佇む0系

 こだま号は行ったばかり。次のこだま478号まで待つ。15号車に乗るつもりで待っていた。やってきたら1A席を占拠し、発車後に洗面所で顔を洗い、プリントを取り出して毎度お馴染みテスト勉強まがいを行った。プリントを繰り返し読んでいるだけで、気づけば小田原まで東進していた。新横浜で下車して帰宅。

さあ、明日は試験だ!

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