地図中の数字付きボタンにて、JavaScriptを使用して写真をご案内しております。 全て新規画面設定ですので、まめに閉じてくださいネ。 |
|||||||||||||
このエリアが、マンハッタンで、どのあたりかお知りになりたい方は、こちらをクリック! | |||||||||||||
マンハッタンの南端は、ローワー・マンハッタン(Lower Manhattan)と呼ばれ、ニューヨークそして、アメリカの出発点とも呼ぶことが出来ます。この散歩コースは、この街の歴史を辿る意味を持ちます。 このコースは、まず上記地図の星型マークである、地下鉄(3) ボーリング・グリーンBowling Green駅からスタートです。まずは、自由の女神行きフェリーが出るので有名な、(1)(2) バッテリー・パークBattery Parkを一回りして、元に戻ります。バッテリー・パークは埋めたてられた土地であり、ボーリング・グリーンがマンハッタン島の先端でした。 (6) パール・ストリート Pearl Streetを歩きます。Pearl=真珠の名前の通り、ここが海岸線で、もともとマンハッタンの東端だったそうです。 (10)ウォール・ストリート Wall Streetに、入ります。ここは、オランダ統治時代での市街地の北端だったとか。インディアンの襲撃、そして英軍あるいは英植民地軍(New England)の北からの陸上進入に備えた木製の壁(=Wall)が、1653年頃に作られたそうです。
その後北へと広がった街を追って行きます。(12) シティ・ホールCity Hall辺りの行政エリアを拝見して、ブロードウェイ Broadwayに入り、再度南(地図で左)に向かい周回となります。ブロードウェイはもともとインディアンの通り道で、尾根でした。その尾根を切り崩して埋立地を作り、マンハッタン島はその陸地を広げて行きます。 オランダ領ニューアムステルダム、イギリス領ニューヨーク、アメリカ独立そしてその後も、このエリアには世界中から移民が押し寄せ、それを反映するかのように、様々な宗派の教会が立ち並びます。 また現在は、ご存知、世界のファイナンシャル・ディストリクト Financial District(金融地域)としても有名であり、高層ビルディングが立ち並ぶ世界の経済・金融の中心です。有名なビルそして金融関連のオフィスが建ち並びますが、余りにも多いため、今回はご紹介を、一部のみ、と控えました。 「マナハッタ」(Manahatta)と呼ばれたこの島を、1626年インディアンからオランダ人が、60ギルダー相当の商品で購入しました。このことは後日、当時の為替レートを推測した値段=「24ドル」でマンハッタンを購入したと言われるようになりますが、マンハッタン島周辺は「ニューアムステルダム」(New Amsterdam)と名付けられ、その南端は港として栄えていきます。
そしてアメリカがイギリスから独立せんとして1775年に勃発したアメリカ独立戦争で、ニューヨークは米国側の犠牲者を最も多く強いた地域となります。 英軍は、戦争の初期段階でニューヨーク侵攻に力を注ぎ、マンハッタン島の南の、スタテン島に上陸、その後「ブルックリン」(ロング・アイランド)に上陸します。 英軍NY侵攻を見事に読んで、マサチューセッツのボストンからから駆けつけ、既にブルックリンに防衛線を引いていたジョージ・ワシントン率いる独立軍ですが、英軍から、防衛線の一番手薄な部分(クィーンズQueensのジャマイカJamaicaに繋がる道)を側面攻撃され敗北してしまいました。 これは「ロング・アイランドの戦い」(Battle of Long Island)と呼ばれ、独立軍はその後、ミッドタウン東のEast River沿いの防衛にも失敗、マンハッタンの北へ北へと敗走します。 その後独立軍の立て篭もる、現在の「ワシントン・ハイツ」に在った「フォート・ワシントンFort Washington」も陥落、英軍にマンハッタンを完全に制圧され、ワシントンはお隣のニュージャージーに退却します。 この一連の戦闘は、「ニューヨークの戦い」(Battle of New York)と呼ばれ、独立戦争の中で最もアメリカ軍が犠牲を出し、その間にNYは大火となり3分の1を焼失しました。また戦争中に捕虜となった独立軍の人々は、沖にに浮かぶ船に監禁され、その不衛生な状態などにより、獄死者が相次ぎます。 長い戦いの後に、アメリカは独立を手にし、1783年11月25日に英軍はNYより撤退、そしてワシントンは、NYへと戻り、その撤退を見守ります。 その後NYは、短い期間(1789-90)ですがアメリカの首都となり、当地でワシントンは、初代米大統領に就任します。 参考サイト−New York Freedom Trail
さらにご興味のある方は、こちらをクリック!! |
「マンハッタンを歩く」 のメニューへ |
トップページへ |