ノコギリクワガタ

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分布:日本全土・朝鮮半島
体長:♂・32mm〜74mm ♀・25〜38mm
成虫の寿命:2〜3ヶ月

都会でもちょっとした林があればごく普通に見られ、クヌギやヤナギの樹液や灯火に集まります。
カブトムシ同様お店でもよく見かけますね。

♂は流線型のアゴに4〜5本の歯がありますが、小型の歯のものは全く別の種類のように見えます。

成虫・幼虫とも飼育しやすく初心者向けです。

私が生まれて初めて見たクワガタもノコギリクワガタでした。
そして、このサイトを作るきっかけになったのもノコギリクワガタでした。


コクワ?

コクワのページで掲載していた写真です。

ウチではノコギリクワガタ飼っていませんでしたので、
コクワの産卵木から割り出したこの幼虫は当然コクワだと思っていました。

※14年5月2日 撮影


これも

右のオオクワ幼虫に比べてコクワにしてはずいぶん大きくて、
菌糸カスが効いているんだぁ?と思っていたんです。

ところが...

※14年5月5日 撮影


ところが!!

ガラスビンの中の蛹室を見てみたら、流線型の物が見えて冬虫花草でも生えたかと思いました。

でも動いていたので、気になって掘ってみました。

なんと!いるはずのないノコギリクワガタじゃないですか!?

もしかして買ってきた産卵木に、ノコが産み付けていたんでしょうか?
と言うわけで、このページを追加しました。

※14年6月22日 撮影


一匹かと思ったら

コ別の容器に入っていたコクワの幼虫(何度も書きますがそう思っていた)
がやはり違うみたい。と言うよりこれって絶対ノコギリクワガタですよね?

コクワのうち菌糸カスを入れた容器で育てた分は全部で三匹。
そして、その三匹全部がノコでした。幼虫も大きいわけだ!

※14年6月30日 撮影


これも...

♂ばっかり気にしていましたが、コクワだと思ってコクワのケースに同居させていました。
でも、この赤茶色・大きさノコの♀ですね。

サイズは34mmです。

※14年7月20日 撮影


この厚み

お腹の厚みもコクワじゃないです。
羽化してからしばらくは赤茶色いモノだと、気にとめずにケースに入れてしまったんですね。きっと去年同じ事をやったんでしょう。

そして、覚えのないノコ誕生となったのですね。(^^ゞ

※14年7月20日 撮影


せっかく...

♀と同じケースに入れてやったのに、ずーっとエサ台の下にいます。

多分餌も食べていません。
交尾はしたんだろうか?
二世は誕生するんだろうか?

※14年7月31日 撮影


おー待ってました!

やっと自力で出てきましたよ。と思ったら、この時だけでした。深めに入れたマットと産卵木までセットしてあるのに...もう秋がそこまで来てるというのに...

※14年8月21日 撮影


♀も久しぶり

久しぶりの♀も、元気ですが餌もあまり食べませんね。交尾をしてるところも見ません。

※14年9月1日 撮影


今年の置き場所は...

暖かいのか?オオクワ以外にもノコギリの♀が起きてきました。どうも餌が減ると思ったら、きっと夜中に食べてるんですね。

※15年1月3日 撮影