国立科学博物館

クジラと蒸気機関車が内容を表す

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参照(自然史B)  (自然史C)  (自然史D)  (自然史E)

 上野公園の「国立科学博物館」は理科学系の総合博物館として長い歴史を持つ。明治初期にその前身が発足してから、幾多の変遷を経て今日の姿になった。現在の第一号館は1931年に竣工した建物だ。

 館内に入ると、まず大きな恐竜の骨格復元品が目に付く。当館では自然科学から近代科学の成果であるコンピュータや飛行機・ロケットまでを幅広く扱っている。また米国から寄贈された小さい月の石も飾っている。

 自然史の分野では恐竜の展示から始まり、動植物の進化と環境適応、人類の進化、地球と天体の科学、鉱物や岩石の標本、動植物の分類と標本など、数多くの展示品がある。それらは日本の代表的な標本なので、見ごたえがある。

 標本の現物ばかりでなく、パネル説明にも興味深い事柄が記載されている。例えば日本人の時代別身長の変遷では、同じ日本人でも、江戸時代の人は歴史的に見て一番小さかったことが分かる。食べ物の質と量の関係だろうか。

 最近では、標本をただ陳列するだけではなく、恐竜の誕生と絶滅、発見の森といったコーナーを設けて、その事柄の全体像を理解させるような展示方式を採用しつつある。そのねらいはともかく、効果は今ひとつの感じもするが新しい試みではあろう。

 また照明とかエネルギー、あるいは計算といった科学技術分野の展示説明もあり、さらに飛行機・ロケット・人工衛星など航空科学・宇宙科学の面でも実物の展示も交えて紹介している。展示品のなかにはゼロ戦・ラムダーロケット・真空管式電子計算機などのよく知られた物や歴史的な物品が含まれている。

 当館は自然史から技術・産業史までを含む豊富な内容を持っており、子供から大人まてがそれぞれに楽しめる。なお現在新館が増設中で、科学技術面の展示は最小限に抑えてある。

 けれども、例え増設が終わったとしても、科学技術の飛躍的発展による展示物の多様化とその展示物の大きさから考えて、当館の敷地はもはや絶対的に手狭と思われる。新しい土地に日本を代表する施設を建設する時だと思われる。

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(作成日: 00/07/25、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

国立科学博物館上野本館_東京都台東区上野公園7-20_TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)03-3822-0111(平日)03-3822-0114(土・日・祝日)_

JR上野駅公園口から0.4km(10deg.E 0.3km) 徒歩 6分_

公園内の有料駐車場を利用_大_大人子供_

9:00-17:00(16:30)(なお金曜日は9:00-20:00(19:30))

なお特別展開催時やGW・夏季には開館時間の延長をする場合あり。

(土曜日も9:00-20:00(19:30)になるが、土曜日の開館時間は展示会ごとに異なるので要注意)_

月曜日(月曜日が祝日に当る場合は開館し、翌火曜日休館)12/281/1、害虫消毒(6月下旬ごろ)などの臨休あり、

(特別展開催中には休館日が変更されることがある)_{17/01/31}