栃木県立博物館、日光自然博物館

日光山地の自然を立体的に紹介

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 広くて手入れの行き届いた栃木県中央公園の一角に「栃木県立博物館」が建っている。当館は自然と人文部門を合わせ持つ施設で、県内を総合的に紹介している。館内には時代順の総合展示とテーマ別の部門展示のほかに、当館独自のスロープ展示がある(写真1)

tochigiken スロープ展示ではらせん状に造られた緩やかな通路の壁面に、当県のシンボル的な存在である日光山地の自然が立体的に解説されている。日光の自然環境は、東照宮の神橋付近の標高600メートル地点の落葉広葉樹林帯から、2,578メートルの白根山山頂部の高山帯までに広がり、そこには山・谷・湖・湿原などの様々な地形が存在する。

 そのため日光山地には多様な動植物が分布し生息している。スロープでは、その様子を高度差に沿って下から立体的にジオラマやパネルで紹介している。それによると当県は地理的に北方と南方の、また太平洋岸と日本海側の、さらに暖帯と温帯の混じりあった動植物分布を示すという。

 総合展示では県内の出来事を地球の創世から現代まで、時代を追って展示している。地質時代ではサイの化石、古墳時代には壬生(みぶ)町の家型埴輪、中世と近世では足利学校や日光山の成立と街道の整備、明治以降では足尾鉱害と田中正造の展示が目を引く。

 明治初期、当地域は栃木県と宇都宮県に分かれたが、やがて両県は三島県令の時に栃木県として合体され、県庁所在地は栃木市から宇都宮市へ移された。

 部門展示では地質・動植物・暮らし・歴史・美術の部門別に展示がされている。塩原温泉には太古に塩原湖があって、その地層から木の葉の化石がたくさん出土する。当館にもそれが展示されている。

 なお日光の中禅寺湖畔まで登れば「栃木県立日光自然博物館」があり、日光山地の自然や民俗文化をより詳しく紹介している。ここでは日光の地質と火山、湖と滝の成因、そこに生きる動植物などの説明がある。また信仰の場・日光山内の移り変わり、日光の伝説、明治以来の中禅寺湖畔の変遷なども紹介されている。

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(作成日: 01/07/13、 更新日: 12/07/07)

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

栃木県立博物館_栃木県宇都宮市睦町2-2  栃木県中央公園内_TEL 028-634-1311代、-1312(教育広報課直通)_

JR宇都宮駅から3.9km(W 3.4km)駅西口バスターミナル13番乗り場で関東バス市内線37番桜通り経由鶴田駅行き、または桜通り経由西川田行きを利用し「中央公園博物館前」下車後徒歩8分_

駐車場 普通車163台 中央公園駐車場や博物館北駐車場を利用できる_中_大人子供_

9:30-17:00(16:30)_

月曜日(祝日・休日に当れば開館)、祝日・振替休日の翌日(ただし当日が土・日曜日に当れば開館する)

12/281/4、臨時休館日(毎年6月下旬〜7月上旬に10日程度など)_{17/01/29}

 

栃木県立日光自然博物館_栃木県日光市中宮祠 2480-1_TEL 0288-55-0880_

JR日光線日光駅と東武日光線東武日光駅から約18km(85deg.W 10.8km)JR日光駅発東武日光駅経由の東武バス中善寺温泉行き・湯本温泉行きで「中善寺温泉」下車徒歩5分_

駐車場(有料) 湖畔第一・第二駐車場、華厳の滝第一・第二駐車場利用_中_大人子供_

9:00-17:00(4/111/10)

10:00-16:00(11/113/31)

(いずれも入館受付は終了30分前まで)_

11月から5月の月曜日(その日が祝日に当たる場合は開館し、その翌日以降に振替休館)

12/291/3 

(6〜10月は無休)_{16/12/14}

 

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