豆州下田開国博物館

開国交渉の舞台となった遠隔地

(知への小さな旅:トップ→目次→歴史・考古→近世→)

近世へ  目次へ  関連へ

参照(プチャーチンA)  参照(プチャーチンB)

参照(開港A)  参照(開港B)  参照(開港C)

 伊豆半島の突端に近い下田市は幕末の外交交渉の舞台となり、開港場として最初の米国総領事館が開設された所として知られる。当地は江戸からも京都からも遠く、交通不便な半島の突端なので、当時の政治情勢上ここが選ばれたのだろう。

 市内には当時の歴史を伝える寺がいくつもある。例えば日露和親条約の調印や日米和親条約の批准書交換の場所となった長楽寺、米国総領事館となった玉泉寺、悲劇的な生涯を送った唐人お吉の墓がある宝福寺、開国資料や性風俗資料を収蔵する了仙寺などである。いずれも記念館や宝物館が設置され、当時の関係資料やお吉の遺品などを展示している。

 そして「下田開国博物館」はその前身が豆州下田郷土資料館であり、下田の太鼓祭りを模型と音響で紹介し、民俗資料を展示すると共に、開国の歴史室を設けていた。今度は開国を中心テーマに据えたのだろう。各寺院にも開国関係の展示はあるが断片的なので、当館はその全体像を紹介しようとしている。

 当館は米国やロシアとの交渉と下田の関わりを解説し、その間に登場するペリーやプチャーチンとハリス、幕臣やお吉、さらにペリー艦隊で米国へ不法出国しようとした吉田松陰など、当時の関係人物の紹介をしている。

 また日本の写真技術界の草分け的な存在の一人・下岡蓮杖(18231914)は当地の出身であり、その生涯や作品を紹介している。彼は1862年、横浜で日本初の業務用写真館を開設している。

近世へ    文書の先頭

(作成日: 00/03/10、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

下田開国博物館(黒船来航の記念館)(豆州下田郷土資料館)_静岡県下田市4-8-13_TEL 0558-23-2500()0558-22-1531(下田市観光協会)_

伊豆急下田駅から1.0km(35deg.W 0.8km)徒歩13分 県立下田南高校前、タクシーあり_

駐車場 無料30台_中_大人_

8:30-17:30(17:00)_年中無休(だだし臨時に休館する場合もある)_{17/03/10}