龍勢会館

手製ロケット打上げの競演が

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 毎年10月10日前後に西秩父・吉田町で行われる龍勢(りゅうせい)祭りは、テレビでもよく紹介される。それは当地の椋(むく)神社(写真参照)秋祭りの奉納行事であり、当日は手製ロケットの龍勢が30本も打ち上げられる。

 「龍勢会館」はその実物展示をすると共に、映像で古くから行われている行事の全貌を紹介している。また龍勢を打ち上げるやぐらの、高さを三分の一に縮小した模型も設置しされ、発射前の口上や発射音を再現している。xmuku.jpg

 龍勢は内部をくりぬいた松丸太の周りに竹のタガをはめる。その内部空洞に火薬を詰めてから、方向舵となる長い竹の先端にそれを取り付けて仕上げる。作り方には伝統的に28もの流派があるそうで、各流派が技を競う。発射には高さ25メートルのやぐらを用いる。

 龍勢は発射されると、白煙をたなびかせて上昇する。龍勢という呼名は、上昇する時にたなびく白煙の様子が、龍の昇天に似ていることに由来するそうだ。龍勢の到達高度は2ないし300メートル、最高では500メートルを越えるという。

 龍勢には背負い物(しょいもの)として、唐傘・花火・落下傘を取り付け、落下時の見せ場にしている。その優劣判定は到達高度のほかに、落下傘の開き方、煙の噴出状況や色なども勘案される。なお打上げ全行程の成功率は五割程度といわれる。

 この様な風習は当地だけでなく、国内では滋賀県米原地方(休止中)、静岡県朝比奈地方が、また外国では中国の雲南地方、タイ国などでも行われるそうで、それぞれに共通点と地域色を合わせ持っているようだ。

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(作成日: 99/10/04、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明_URL

 

龍勢会館_埼玉県秩父市吉田久長 32 道の駅龍勢会館_TEL 0494-77-0333_

秩父鉄道皆野(みなの)駅から6.5km(70deg.W 5.3km)、駅前から西武観光バス小鹿野行き・上吉田行きで20分「清泉寺」下車そば、タクシーあり。_

駐車場 普通車74台_中_大人子供_

9:00-16:30_

火曜日(祝祭日にあたる場合は開館し、翌日休館)_

龍勢茶屋(食事・買い物)あり。また敷地内に秩父事件首謀者の一人「井上伝蔵邸」があり、一体で公開されている。_{17/03/10}