ミキモト真珠島

真珠の全てを見せる真珠島

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 鳥羽駅に近い海岸の、すぐ目の前に相島(おじま)が見える。この島は今では海岸から橋でつながり、「ミキモト真珠島」と呼ばれている(写真参照)。うどん屋のせがれ・御木本幸吉(18581954)は気違い扱いにされながら、1893年、この島で半円真珠の養殖に成功した。真円真珠の開発はその後、何人かの努力で進められ、彼も1905年に成功した。

pearl 養殖真珠の技術が開発されるまでは、真珠はアコヤガイなどから採取する天然ものだけで、生産量も少なく品質も揃わなかった。また貝自体も乱獲されて、資源的に枯渇しかけていた。当然、良い品は高価で庶民の手に入るものではなかった。

 それが養殖の成功によって多量に生産できるようになった。彼は「世界中の女性の首を真珠で締める」をモットーにして養殖真珠産業の発展に努めた。今では英虞(あご)湾一帯で養殖事業が盛んに行われ、真珠は庶民でも容易に買える品物になった。

 現在、相島は周囲を埋め立てて平地を造成し、真珠博物館・御木本幸吉記念館・パールプラザなどがある。そこでは彼の生涯の紹介、彼の遺品や真珠関係資料の展示、真珠工芸品の陳列、製造工程や海女に関する説明などがされている。島内には真珠の販売もしており、海女の潜水実演も見られる。まさにこの島は真珠の全てを見せる所といえるだろう。

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(作成日: 00/04/05、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

ミキモト真珠島_三重県鳥羽市鳥羽 1-7-1_0599-25-2028_

JR・近鉄志摩線鳥羽駅から0.6km徒歩8(50deg.E 0.5km)_

専用駐車場、ミキモトパーキング、岩崎駐車場など何れも有料あり_中_大人子供_

営業時間は季節により変わるから要照会。

開館時刻は大体春・夏・秋・冬は8:3012月は9:00

終了時間は通常17:30、冬は17:0016;30GWや盆は18;00

(いずれも入場受付は閉場時刻の1時間前まで)_

12月の第2火曜日から3日間休業だけ_{17/02/18}