草津宿街道交流館

宿場町や当時の旅の様子を説明する

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 琵琶湖線の下り電車が草津駅を発車するとすぐに短いトンネルを通過する。これは草津川のトンネルで、川はトンネルの上を流れている。草津川は典型的な天井川で、その河床には山から流れてきた多量の土砂が堆積して、周りの土地より高くなっている。

 往時の草津宿は川の南側一帯に広がり、川のほとりで東海道と中山道が分岐していた。その地理的位置から宿場は繁盛し、本陣2軒・脇本陣2軒・旅籠屋70軒以上の大きな宿場町であった。

 街道分岐点から少し歩いた所に「草津宿街道交流館」が造られた。当館には草津宿町並模型が展示されており、それを見れば宿場の全体像が把握できる。また本陣などの宿泊施設、問屋場や貫目改所(かんめあらためしょ)など荷物輸送、旅行費用や旅行用品など、当時の運輸交通に関する説明もしている。

 当館の説明によると、江戸・京都間の旅行費用は19世紀前半の文化文政期では、少し余裕を持った旅なら約6千文、すなわち1両掛ったそうだ。もちろん車馬代は大部分、自分の足を利用しての話だろう。

 なお草津川は幅の狭い川だ。典型的な扇状地の川だから、普段の流量は少ないが、一度雨が降ると急に水かさが増える性質を持っている。そのため、ここでも悪い川越し人足がいて、荒稼ぎをして旅人を難儀させたという。

 当館の近くに国指定史跡の草津宿本陣があって内部を参観できる。両方を見れば当時の旅の有様がかなり理解できるだろう。

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(作成日: 99/10/20、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

草津市立草津宿街道交流館_滋賀県草津市草津 3-10-4_TEL 077-567-0030_

JR東海道本線(琵琶湖線)草津駅東口から1.2km(15deg.W 1.0km)徒歩17分、タクシーあり_

駐車場 普通車 近くの市役所立体駐車場へ_小_大人子供_

9:00-17:00(16:30)_

月曜日(祝日・休日に当たれば開館)、祝日の翌日(ただし土・日曜日に当たれば開館)12/281/4、その他教区委員会が必要と認めた日_{16/10/21}