草津宿本陣

江戸時代の最高級旅館・本陣を見る

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 江戸時代、草津宿は東海道と中山道の分岐点として繁盛した。その分岐点には現在、追分道標が残り、その近くに「草津宿本陣」(挿絵参照)が保存されている。この建物は草津宿に二軒あった本陣の一軒で、田中七左衛門本陣と呼ばれた。

 この建物は本陣としても全国有数の規模を持つそうで、現在は往時の姿をできるだけ忠実に復元し、国指定史跡になっている。建坪468坪、部屋数39室の広い建物内部は公開されている。

 そこには大名や貴人の宿泊した上段の間、専用の浴室や厠(かわや)なども残り、本陣で使われた調度品や道具類もある。その中には、明治天皇が休憩や宿泊の時に使用された什器備品も含まれる。

 帳簿類では、1692年(元禄5年)以来の大福帳が保存され、本陣を取り巻く出来事が記録されている。元禄12年には吉良上野介と浅野内匠頭の名前が僅か9日の違いで書かれている。また慶応元年の宿帳には、新撰組土方歳三の名前も記載されている。

 宿泊人の氏名を書いた宿札は3,500枚も保存されているという。その中にはここに宿泊中急死して、その喪を70日も伏せた日向国佐土原藩主・島津忠徹(ただゆき)の札もある。随行の藩士はその内密処理にさぞ苦労したことだろう。もちろん本陣側も秘密保持に荷担したのだから大変だった。

 また本陣当主が宿泊した大名の接待の際に着用した、その大名家紋入りの裃も多数保存されている。建物とこれらの実物資料は当時の上層階級の旅や行動の研究に貴重な手掛かりを提供している。

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(作成日: 99/10/21、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

史跡 草津宿本陣_滋賀県草津市草津 1-2-8_TELFAX 077-561-6636_

JR東海道線(琵琶湖線)草津駅東口から,0.8km(5deg.W 0.6km)徒歩11分_

駐車場 普通車6台_

9:00-17:00(16:30)_

月曜日(月曜日が祝日または振替休日に当たれば開館し、翌日休館)、祝日の翌日(土・日曜日と重なった場合は開館)、年末年始(12/281/4)、その他教育委員会が必要と認めた日_{17/03/13}