目黒寄生虫館

寄生虫は何処でも人を狙ってる

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 ノミ・シラミ・ダニ・南京虫・蚊・はえなどが人間を悩ますのは誰でも知っているが、現代の日本ではそれさえも居ない環境が多くなった。今の若者にとって蚊やはえ以外の衛生害虫はほとんど無縁の存在で、その姿や挙動すら明確には知らないと思われる。まして体内に潜む寄生虫のことなどは論外だろう。

 寄生虫といっても衛生環境の良くなった現代では、その恐ろしさの認識はほとんどないだろう。しかし人間の体には、ウイルス・細菌・リケッチャ・かびといった様々な微生物や寄生虫などが取り付き、多くの病気を引き起こす。

 東京・目黒には「目黒寄生虫館」という小さいが珍しい博物館がある。つい数十年前まで、日本は回虫王国だった。回虫やその他の寄生虫が猛威を振るった原因は、人糞の畑への利用、媒介生物生息環境の存在、衛生知識の欠如、灌漑施設の未整備、上下水道の未整備などにあったと指摘される。

 これらの寄生虫は体力低下や余病を引き起こし、また風土病の原因となって多くの人を苦しめた。現代では寄生虫の被害が少なくなった反面、人々の寄生虫に対する警戒心か薄れてしまった。

 寄生虫といっても原虫・吸虫・条虫・線虫など多くの種類があるそうだが、その大部分は口から人体へ侵入するという。川魚や生肉の生食、洗浄不十分な生野菜の食用、ペットとの濃密な接触、衛生状態の不良な外国への不用意な旅行など、危険因子は今でも決して少なくない。

 近年、花粉症やアレルギー症状に悩む人が激増したのは、寄生虫と共存しなくなったからだという説もあるが、それはともかく長さ8メートルもある寄生虫標本を見るにつけ、こんなものと付き合うのはまっぴら御免といいたい。寄生虫は口から入る種類が多いのだから、手洗いの励行など、日ごろの注意が肝要だ。  

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(作成日: 00/02/12、 更新日: )  月曜日(月曜

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

目黒寄生虫館_東京都目黒区下目黒 4-1-1_TEL 03-3716-1264(音声案内)_

a)  JR山手線目黒駅西口から0.9km(70deg.W 0.8km)徒歩15分、

b)  バス利用なら駅西口のバス停から東急バス・都営バス(01・黒02・黒06・黒07・東98)など黒09を除くすべてのバスを利用し二つ目の「大鳥神社前」下車そば_

駐車場 なし_小_大人子供_

10:00-17:00(16:30ごろまで、16:45ごろから終了準備を始める)_

月曜日・火曜日(祝日に当たれば開館し、直近の平日休館)、年末年始(12/291/04)(なお16/04/01から毎週の月曜日と火曜日が休館日になる)_{17/03/02}