秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)

竿灯とはどんなもの

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 8月3日から6日にかけて催される秋田の夏祭りでは、大小230本を越える竿灯(かんとう)が、ちょうちんに点灯して市内を練り歩く。この行事は国の重要無形民俗文化財に指定されている。

 竿灯は長い竹に9本の竹を横に電柱のように結び付けて、それに町紋を描いたちょうちんを46個吊してある。竿灯の先端には八幡秋田神社の御幣を飾り付ける。指手は大きいもので重さ50キロほどの竿灯を、平手・額・肩・ながし・腰の五種類の技で支えながら、はやしの太鼓に合わせて町を練り歩く。

 その起源は稲穂がたわわに実ることを願うためとか、青森のねぶたと同じように眠り流しの行事とか、七夕の行事などと諸説が出されているが、江戸時代から行事は次第に発展してきたようだ。現在の竿灯の形式は約250年の歴史を持っている。

 近年はイベント好みの世情を受けて各地に祭り会館が造られ、その祭りの情景を年中紹介するようになった。東北三大祭りの一つ・竿灯も同じで、市内には「秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)」が設置されて竿灯祭りを始め、当地の色々な祭りの情景を紹介している。

 一方ろ、竿灯は秋田の夏を彩る行事なら、同市内の太平山三吉(みよし)神社の梵天(ぼんてん)祭りは厳冬の1月17日に行なわれる特殊な神事だ。梵天は大きな御幣で、神様の依代や奉納物の役目をする。

 梵天を作る習慣は国内各地にあるそうだが、その形式には地域差があるという。当地のものは長さ3メートルの竹に円筒状の竹かごを取り付け、それに色鮮やかな布や紙を貼り、頭部にねじり鉢巻を巻いたものだ。

 それを当日の朝に数十組の若者たちが各々の梵天を奉じて神前へ先陣争いをする。当館にはその勇壮な行事の説明もある。

 そのほか当館では秋田市の港祭りの置き山車の展示や、秋田漫才・山谷番樂(やまやばんかく)・羽川剣ばやし・その他の民俗行事や伝統芸能も紹介している。

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(作成日: 01/07/11、 更新日: )

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)・旧金子家住宅_秋田県秋田市大町1-3-30_TEL 018-866-7091_

a)  JR秋田駅から1.3km徒歩17(80deg.W 1.1km)、タクシーあり

b)  JR秋田駅から中央交通バスで「通町」下車徒歩1分_中_大人子供_

9:30-16:30_

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