日本カメラ博物館

歴史的なカメラが並ぶ博物館

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 「日本カメラ博物館」は「日本の歴史的カメラ」と「日本カメラ新製品コーナー」を設け常設展示している。そこには世界や日本の歴史的なカメラを並べて、カメラの歴史を紹介している。

 それによると人類がカメラの原理に気付いたのは古く、紀元前に遡るという。ラテン語のカメラ・オブスクラとは部屋・暗いを意味し、小さな穴から入射する光が暗い部屋の壁に逆になった像を結ぶ現象を指している。

 やがて、その現象を箱の中で実現して、写生に利用する器具が作られた。写った映像はすべてが反対の像になるが、それを紙になぞって正確な写生に利用する。

 日本では昔この装置を写真鏡と呼び、江戸後期の画家・芝江漢もこれを利用して写実的な絵画を描いている。現在でもこの原理を利用したものが小学校の工作実習でよく作られる。

 ただ映し出された像から直接写真を作るためには、像の固定技術が必要となる。画像の固定は1827年にニエプスがアスファルトに8時間の露出を行い、現存する世界最古の写真の撮影に成功した。1839年にはダケールが銀板写真・ダケレオタイプを発明した。その写実性のため、当初は画家が写真の撮影を禁止するよう要求したという。

 今では写真を撮るという行為は、人々の生活にすっかり定着したが、日本では1854年に函館で写された武士の写真が最初のものとして残っている。1857年には島津斉彬の写真を日本人自身が始めて撮影している。

 カメラも過去を振り返れば、随分変化している。戦前は舶来崇拝と品質の面でドイツのカメラが有名で、ライカやコンタックスはせん望の的だった。戦後は日本製カメラレンズの評価が高まり、一時期、日本のカメラは輸出の花形になった。

 近年は高級カメラ志向が薄れ、手軽な自動焦点の電子式カメラや使い捨てカメラが人気を得ている。1970年頃からカメラの電子化が進行し、機械式の時代には 800点を越えた部品数が約150点にまで減少し、カメラの価格低下に貢献したそうだ。

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(作成日: 00/04/18、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

日本カメラ博物館_東京都千代田区一番町 25  JCII一番町ビルB1_TEL 03-3263-7110_

東京メトロ半蔵門線半蔵門駅4番出口から0.1km徒歩1分_

駐車場 なし_小_大人_

10:00-17:00_

月曜日(祝日に当たれば開館し、翌火曜日休館)、年末年始など当館の定める日_{17/06/18}