旧開智学校

教育への熱情がこもる学校建築

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 松本城から少し離れた所に「開智学校」(挿絵参照)がある。この建物は、1876年に竣工した木造の擬洋風建築で、重要文化財に指定されている。まだ洋風建築の建築法が技術的情報として詳しく得られない時代だった。

 注文に応じて設計を担当した大工は、和風建築の技法を用いて洋風の形をした建物を建てた。従ってこの建物にも玄関などに和風の感じのする部分が認められる。このような和洋折衷の建物は擬洋風と呼ばれている。

 開智学校は松本の大工棟りょう・立石清重が東京の洋風建築を参考にしながら、苦心して設計したという。この明るい感じのするしゃれた建物の建築費用は、ほとんど当時の松本町民の献金で賄われたそうで、教育にかける当時の人々の熱意が表れている。館内には明治から現在までの膨大な教育資料が保存され、教育の歴史を知る手掛かりとなる。

 なお当時は国内各地でこのような擬洋風建築の学校が建てられたが、いずれも各地の棟りょうが苦心して建てた作品である。例えば磐田市の旧見付学校、甲府市藤村記念館の旧睦沢学校、茨城県立歴史館にある旧水海道小学校、秩父市立博物館の大宮学校など、この種の学校建築は全国各地にほとんど同時期に建てられ、現在大切に保存されている。

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(作成日: 00/04/29、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

重要文化財 旧開智学校 (松本市立博物館分館)_長野県松本市開智 2-4-12_TEL 0263-32-5725_

a)JR松本駅から1.8km(10deg.E 1.5km)徒歩25分、

b)松本駅前から松本市内周遊バス「タウンスニーカー」北コースで約7分「旧開智学校」下車徒歩2分、

c)松本駅前からアスパル交通バス北市内線を利用し「蟻ケ崎高校前」下車徒歩5分_中_大人_

9:00-17:00(16:30)_

122月の月曜日(祝・休日に当たれば開館し、翌日休館)

311月の第3月曜日(祝・休日に当たれば開館し、翌日休館)

年末年始(12/291/3)

定期的な保守・修繕工事のための部分休室や長期臨休あり、また臨時開館もある。要照会_{17/05/22}