船の科学館

客船の形をした博物館

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 かつては広漠とした風景を見せていた東京湾の埋立地は現在、臨海副都心になって、近代的な高層ビル群が立ち並んでいる。「船の科学館」はそこに一番乗りした先輩だ。当館が開設された頃は周り一帯が草原だった。

当館の外観は6万トンの客船(挿絵参照)に似せて、鉄骨鉄筋コンクリートで造られたユニークな姿をしている。その外観や大きさ、及び内部の構造は出来るだけクイーンエリザベスU号に合わせて造られたという。

 当館は青少年が海洋と船への関心を深められるように、船や海に関する全般的な展示と解説をしている。例えば船の歴史と発達、造船と船の構造、操船と航海の安全確保、海運と港、海洋開発、世界の有名な客船や軍艦の模型、未来の船などと、多角的観点からの展示が行なわれている。

 館内には多くの模型や実物資料が陳列され興味深い。また屋外には元南極観測船宗谷や青函連絡船羊蹄丸や灯台、戦艦陸奥の主砲などの、実物が保存されている。

 特に宗谷や羊蹄丸は内部を見学できるから、実物ゆえの迫力がある。羊蹄丸内には昭和30年代の青森駅と連絡船に関する情景を再現した青函ワールドもあって、当時を知る人には懐かしいだろう。

 日本は四方環海の国で、日常的に多量の食糧・工業原料・完成品・原油などを輸入消費し、また工業製品を輸出ている。また海外旅行も盛んなのに、日本人の海への関心はそれほど高くない。せいぜい海水浴かサーフィン程度だ。やはり島国根性が影響しているのだろうか。

近年は航空時代となって船に乗る機会はさらに少なくなった。海の重要性や船への関心を呼び起こすために当館は適切な施設といえるだろう。

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(作成日: 00/05/14、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

船の科学館_東京都品川区東八潮 3-1_TEL 03-5500-1111_

a)  新交通ゆりかもめ「 船の科学館駅」そば、(田町駅からはSE 3.6km)

b)  りんかい線「東京テレポート駅」下車徒歩13分_

有料駐車場あり_大_大人子供_

10:00-17:00

ただし南極観測船「宗谷」は16:45までに乗船すること_

月曜日(祝日に当たれば開館し、翌火曜日休み。ただし春休み・夏休み・冬休み・GW期間は除く)

12/281/3_

 

当館は11/09/30を以ってリニューアルのため長期休館となった。羊蹄丸の展示も同日で終了した。

現在は宗谷の公開と、科学館で展示していた一部展示品をMINI展示場で展示し、さらに屋外展示されていた品々を見学できるだけ。ビル内の展示計画は策定中_{16/07/23}