NHK放送博物館・NHKスタジオパーク

ラジオ放送はここから始まった

(知への小さな旅:トップ→目次→技術→技術史→)

技術史へ  目次へ   参照(放送B) 

 東京・芝の愛宕山、山といっても幅の狭い洪積台地だが、ここに設置された放送局から1925年(大正14年)、日本初のラジオ本放送が流された。米国に遅れること約5年だった。NHKの放送局はその後、内幸町(うちさいわいちょう)を経て現在は渋谷に移り、愛宕山には「NHK放送博物館」になっている。

 当館にはラジオ放送開始時に使われたマイクや送信機、受信機、及び初期のテレビ放送用器機などが保存されている。ラジオの初放送の頃は送信出力が小さく、また受信機もレシーバーを使う低性能の鉱石ラジオだったから、その受信範囲は半径30キロ程度に過ぎなかった。

 それでも放送の重要性は認識され、直ぐに全国各地に放送局が開設され、ラジオ放送は急速に広まった。2年後には早くも甲子園から全国中学校野球大会の実況中継が開始されている。そしてラジオ放送は戦争や社会の重大局面で大きな役割を果たしてきた。

 また日本のテレビ研究は1927年(昭和2年)に高柳氏がイの字の伝送に成功してから本格化した。テレビ実験電波の発射は1939年(昭和14年)に開始され、実験放送は翌年に行なわれた。しかし戦時中の中断によって、本放送の開始は1953年(昭和28年)にずれ込んだ。

 当館には各時代に活躍した放送機器を展示して、その歴史的発展を示すと共に、放送が大きな役割を果たした場面を紹介している。また館内には体験スタジオがあって、見学者がテレビ放送装置の操作をしたり、キャスターの席で疑似体験ができるようになっている。

 なお最近のテレビ番組制作過程などは、渋谷の「NHKスタジオパーク」で見学できる。そこには番組づくりの舞台裏・放送の思い出通り・オープンスタジオ・ハイビジョン新時代・その他のコーナーがあって興味深い。この両方をセットで見学すれば、放送事業のことがさらに良く理解できるだろう。

技術史へ     文書の先頭

(作成日: 00/06/21、 更新日: 03/10/15)

 

(施設情報)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

NHK放送博物館_東京都港区愛宕 2-1-1_TEL 03-5400-6900_

a)東京メトロ日比谷線神谷町駅から0.5km(75deg.E 0.3km)3番出口を出て徒歩 7分、途中に急な階段がある。階段を上らず愛宕山トンネルを通ってからトンネル東側にあるエレベータ乗り場から山上の当館まで登るのが楽。

b)都営三田線御成門駅(A5出口)からも同程度_

駐車場 あり_中_大人子供_

9:30-16:30_月曜日(当日が祝・休日に当れば開館)、年末年始_{17/03/13}                         

 

 

NHKスタジオパーク_東京都渋谷区神南 2-2-1 _TEL 03-3485-8034(受付10:00-18:00)_

a)JR山手線渋谷駅ハチ公前からいずれも約1.0km徒歩13分、

b)直行の京王バスが井の頭線渋谷駅中央下の渋谷マークシティ前2番乗り場から出ている。

c)歩くのならJR山手線原宿駅からも同じ位約1.0km(原宿駅からSW 0.8km)

d)また東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅からは約1.2km_中_大人子供_

10:00-18:00(17:30)_

第4月曜日(祝・休日と重なった場合は開館し、その翌日休館)、年末年始(12/281/1)

休館日の変更や臨休あり、詳しくは要照会)_

20人以上の団体は予約制、また混雑時には入場制限あり。

レストラン・カフェー・ショップあり_{17/03/13}