新居関所跡・新居関所史料館

湖岸を押さえた海の関所

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 江戸時代、東海道の箱根と新居、中山道の碓氷と木曽福島は四大関所として、旅人の交通を厳重に取り締まった。新居(あらい)関所は正式には今切(いまぎれ)関所といい、浜名湖の西岸に置かれていた。ここには関所の遺構がただ一つ現存し、国の特別史跡に指定されている。

 元来、この地は災害の多い土地で、関所が1600年に開設されてから約270年間に、大地震や津波、風水害などで3回も建物が破壊された。建物はその都度復旧あるいは移転再建されている。現存の建物(挿絵参照)は1855年(安政2年)再建されたもので、主要施設の大部分が残り内部が公開されている。

 関所跡は現在では湖岸埋め立てによって湖から少し離れたが、往時は湖岸にあって船着き場が隣接していたそうだ。旅人はここから舟で今切渡しを東へ向かった。対岸の舞阪宿には、当時の船着場の石組みが残っている。

 すなわち北雁木(きたがんげ)で、雁木とは船着場桟橋の階段を意味し、普通はがんぎというが、ここではがんげと呼ばれた。北雁木は大名用、中雁木は武家用、南雁木は庶民用と分けられていた。現在では北雁木だけが残り復原されている。

 「新居関所史料館」は関所の隣に造られた。当館には新居関所関係資料、宿場や宿の資料、旅行用具などが展示されている。中でもおかげ参りのええじゃないかの幟(のぼり)や、浅野内匠頭や吉良上野介の名前が書かれた宿割帳は珍しい。

 また当館は歌川広重の東海道五拾三次中荒井宿など、当地や旅に関係する多くの浮世絵を収蔵しており、それらは順次公開されている。

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(作成日: 99/12/21、 更新日: )

 

(施設情報参考)名称_住所_電話番号_駅からの概算路線距離(駅からの概略方位と直線距離)・所要時間・バス_展示規模_対象_開館時間(受付終了時刻)_休館日_備考_{施設情報確認日}開閉館時間と休館日はよく変るし臨時休館もある。事前確認が賢明

 

居関所跡・新居関所史料館_静岡県湖西市新居町新居 1227-5_TELFAX 053-594-3615_

a)JR東海道本線新居町(あらいまち)駅南口から0.8km(W 0.7km)徒歩11

b)遠鉄バス湖西市役所行きで「荒い咳所前」下車_

駐車場 無料 33(大型も含む)_小_大人子供_

9:00-17:00(16:30)_

月曜日(月曜日が祝日に当れば開館、また翌日に振替休館はしない。8月は無休)

年末年始(12/261/2)_{17/04/05}