テンセグリティ

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Tensegrity
Kenneth Snelsonが考案し,
R. Buckminstar Fullerが命名した
テンセグリティ(tensegrity)構造.

張力材(ここではゴム)と圧縮材(木のロッド)を組み合わせた構造体.

張力材は連続しているが,圧縮材は不連続な構成となっているのが特徴.

そのため,圧縮材が空中に浮いているような不思議な感じを与える.
Tensegrity parts
左上のものは平行なロッド3組から構成され,平行なロッドの先端6ヶ所を結ぶと正20面体に近い形になる.

完全に対称に作った場合,平行なロッド2本を含む長方形の辺の比は2:1で正20面体でないことがわかる.

パーツは両端に切り込みを入れた木のロッドと輪ゴムだけ.

tensegrity
上のものでロッドの取り付け位置全てをずらしてみたら,正4面体に近い形になった.




テンセグリティは「おもちゃ」というより建築構造物として知られているが,建築に使われた例は少ない.

Kenneth Snelson 作のテンセグリティタワーなど正多面体形状でない屋外彫刻は沢山あるようだ.

ロッド12本タイプ
tensegrity

ロッド30本タイプ(太い輪ゴム使用)
tensegrity

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